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建築ガラス用フィルム施工専門会社

窓ガラスフィルム施工
株式会社FILMCLAN

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窓からの紫外線対策!UVカットフィルムの効果とメリットを紹介

外にいる時だけ紫外線対策をされていませんか?

実は、家の中にいても紫外線の影響は受けるため、肌が焼けるだけでなく、家具の退色や劣化が起こる場合があります。窓から入る紫外線を防ぐ事を可能とするものが、UVカットフィルムです。

UVカットフィルムをガラスに貼る事で、ガラスの外観(見た目)を変える事なく、外からの紫外線を大幅にカットできます。今回の記事では、UVカットフィルムの特徴や選び方、価格をご紹介します。窓からの紫外線をカットして、健康を維持し、大切な家具も守りましょう!

窓から入る紫外線の影響とは?

環境省の「紫外線 環境保健マニュアル2020」1)では、屋内にいて紫外線を浴びないわけではなく、屋外にいる人の約10~20%の紫外線を浴びていることが分かっています。これは、窓ガラスはUVB(中波長紫外線)のほとんどを遮断しますが、UVA(長波長紫外線)の多くを通過させるためです。

肌への影響

日光を浴び続けていると、皮膚のシミやしわの原因になります。顔や手の甲に見られるシミやしわは、一般に加齢による老化と思われがちですが、実は生理的な加齢に加えて、紫外線による慢性傷害によって生じる光老化の結果も大きな原因となります。光老化は加齢による自然の老化とは異なり、適切な紫外線防御対策により防ぐことができます。

皮膚がん、白内障

近年、長時間紫外線を浴びると皮膚ガンや白内障、免疫低下、色素性乾皮症になりやすい事が明らかになりました。また、紫外線が目に入るとほとんどが角膜や水晶体で吸収されます。紫外線ばく露による眼への影響については、急性の紫外線角膜炎と慢性の翼状片、白内障が知られています。

室内への影響(家具などの劣化、色あせ)

家具の退色

紫外線によって日焼けが進むと、木製などの自然の素材を使ったアイテムは購入時よりも色の退色が進んでしまいます。2)紫外線によって木材の成分が変性・分解し、新たな着色構造の形成や、既存の着色構造の分解が起こるため、材面が変色してしまいます。

劣化する

特にプラスチックでできている家具は紫外線に長時間さらされると時間の経過とともにプラスチックが脆くなる場合があります。衝撃によって亀裂や破損が起こりやすくなります。3)

さらに、紫外線は布製品の繊維を弱め、カーペットや家具の耐久性を低下させます。

紫外線は年々増加傾向にあることから、今から紫外線対策を行って健康管理・家具の劣化防止を行うことがおすすめです。

窓から入る紫外線対策の方法

ブラインドやすだれ

ブラインドは、調節可能な水平または垂直のスラットで構成され、光の量と角度をコントロールできます。完全に閉じれば紫外線をほぼ遮断し、開けば自然光を取り入れられます。便利な一方、完全に閉じて紫外線を遮断すると部屋が暗くなってしまいます、

すだれは伝統的な日本の遮光具で、竹や木などの天然素材で作られます。すだれは光を柔らかく拡散させ、直射日光と紫外線を和らげます。通気性が良く、風情ある雰囲気も演出できるでしょう。

両者とも、室内の温度上昇を抑え、家具や床の日焼けを防ぐ効果もあります。

カーテン

多くのレースカーテンには、UVカット機能が施されており、窓から入る紫外線を効果的に遮断できます。UV カット率90% 以上のものも多く、中には 99% 以上のものもあります。一方、UV カット率が高くなればなるほど部屋が薄暗くなりやすいため、部屋の明るさとのバランスを考えて選びましょう。

窓ガラスフィルム

窓ガラスフィルムは、窓ガラスの交換よりも安価で日常的な紫外線対策としておすすめです。99%以上のUVカット率を実現し、室内に入る有害な紫外線をほぼ完全に遮断しながら部屋の明るさも保つことができます。

一度施工すれば24時間365日紫外線を遮断し続けられ、ガラス越しの景色を損なうことなく紫外線対策ができます。

UVカットフィルムとは?

UVカットフィルムは窓ガラスに貼付するフィルムで、有害な紫外線を効果的に遮断できます。主にポリエステルやPET(ポリエチレンテレフタレート)などの素材で作られ、紫外線を吸収または反射する特殊な化学物質が含まれています。

UVカットフィルムの中は、紫外線(UV)を99%以上カットし室内に入る有害な紫外線をほぼ完全に遮断するものも。窓に貼るだけで家具や床、壁紙などの日焼けや変色を防ぎ、室内環境を快適にします。同時に、紫外線による皮膚の日焼けやシミ、シワの予防にもなり、健康維持にも役立ちます。

可視光線はほとんど遮らないため、室内の明るさを損なうことはありません。また、最新の製品では、紫外線カット機能に加えて遮熱効果や断熱効果を備えたフィルムもあります。

※UVカットフィルムなら紫外線による日焼けはしっかりカットする事が出来ますが、日焼けの原因は紫外線だけではなく、目に見える光そのものである可視光線、暑さそのものである赤外線も日焼けの要因になります。

UVカットフィルムの主な3つの効果

  • 見た目を変えずに紫外線をカットできる
  • 紫外線によるシミ・シワを防ぐ
  • 紫外線による日焼けや色あせから家具などを守ることができる

UVカットフィルムの種類と選び方

紫外線カット率

この数値が高いほど、紫外線による室内の日焼けや健康への悪影響を防ぐことができます。最近は、99%以上カットできる商品が多くなっています。

デザイン・色

透明から濃い色まで様々な窓ガラスフィルムがあります。一般的に、色が濃いほど「日焼け対策」には効果が期待出来ますが、室内の明るさや、ガラス越しに見える景色が変わってしまう可能性があります。一方、透明や薄い色のフィルムは見た目への影響が少なく、自然光を取り入れやすいという利点があります。

機能性

紫外線カット以外の付加価値も重要です。多くの製品が遮熱効果を備えており、夏場の室温上昇も抑制します。また、飛散防止機能を持つフィルムは、地震などの自然災害時にガラスの破片が飛び散るのを防ぎ、安全性を高めてくれます。窓ガラスにどんな性能が欲しいかピックアップし、業者に相談するのも良いでしょう。

一般的に「UVカットフィルム」として地震対策用の飛散防止フィルムを推奨される場合がございます。

この飛散防止フィルムにもUVカット効果が備わってはおりますが、このUVカット効果というのは飛散防止フィルム自体の劣化を進行させないようにするためのUVカット効果であるため、室内の紫外線対策として考えた時に効果は期待できません。

このような事から当社では飛散防止フィルム(UVカットフィルム)を推奨せず、紫外線対策ご希望の方には高領域UVカットフィルムGF-1406を推奨しております。

飛散防止フィルムでは紫外線対策としての効果はあまり期待出来ません。

UVカットフィルム(飛散防止フィルム)の方が金額は圧倒的にお安くはなりますが、紫外線対策を目的とされている方に当社では通常のUVカットフィルム(飛散防止フィルム)施工をお奨めしておりません。

当社では高領域紫外線対策(高領域UVカットフィルム)を使用しています

高領域UVカットフィルムは、従来の製品よりも広範囲の紫外線を遮断する窓ガラス用フィルムです。紫外線は波長によってUV-A、UV-B、UV-Cに分類されますが、地表に届くのは主にUV-AとUV-Bです。

従来のUVカットフィルムはJIS規格に基づき300nm〜380nmの紫外線を99%以上カットしていましたが、環境省の定義では280nm〜400nmが紫外線領域とされています。高領域UVカットフィルムは、この広い範囲(280nm〜400nm)の紫外線を99%以上カットする製品です。

近年、地表に届く紫外線量が増加しており、従来のフィルムでカバーできない280nm〜300nmと380nm〜400nmの領域の予防も重要になっています。高領域UVカットフィルムはこれらの領域もカバーし、より完全な紫外線対策ができます。

このフィルムは若干黄色みを帯びて見えますが、ガラスに施工すると概ね透明になります。最大限の透明度を保ちつつ、最大限の紫外線対策を実現する製品として、高い性能を発揮します。

飛散防止機能も備えており、近年増えている台風などの自然災害などから窓を守ることもできます。

高領域UVカットフィルムの施工事例

GF-1406施工事例

フィルム施工前

建物:マンション
目的:室内及びお肌の日焼け対策

フィルム施工後

品番:GF-1406(サンゲツ)
効果:UV99%カット・飛散防止

施工はプロに任せた方が綺麗な仕上がりになります。専門知識の基づいたフィルム選びができますので、ぜひ一度当社にお問い合わせください。

価格例

品番 飛散防止 UV 遮熱 断熱 防犯 防虫 CP 税込価格
GF1406           ¥11,550

UVカットフィルムを使って、紫外線を防ごう

家の中にいても紫外線は届きます。紫外線はシミやしわの原因になるだけでなく、家具の退色や劣化に繋がる場合も。窓ガラスフィルムを使えば、日常で浴びる紫外線を防ぐことができ、健康維持や家事を守れます。

窓ガラスフィルムを綺麗に貼るためには高度技術が必要になるため、施工を検討している場合はぜひ一度、当社にご相談ください。

※特に「高領域UVカットフィルム」は特殊な粘着剤を使用しているため、普段からよく使用していないと施工が難しいフィルムとなります。